寒いと涙が出てきます。
基本的に根が暗いので、思い出し泣きをします。
大好きだった東京の母が、昨年末に亡くなりました。
みんなが総婦長と呼ぶ方でした。
いっつも気にかけてくれていて、
私が電話とかからっきしな人だという事をよくわかっている人で、
私に関しては『待つ』ということをしない方でした。
ガンガンрしてくれるわ、
ガンガン呼び出すわ…言われたら断らないことも熟知されてた人でした。
昨日と言うか、今日の夜中、車に乗っていたら目の前を猫が横切ろうとして、本当にびっくりしたのだけれど、婦長は猫好きで、猫を飼っていて、そのこがよく家出をする猫ちゃんで、
「車に轢かれてなきゃいいんだけど…」
を思い出したら、何だか泣けてきました。
ああ、あの声はもう二度と聞くことが出来ないんだな、と。
人は、若いから長く生きて、年をとってるから早く死ぬ、というワケではありません。
この人は大事だな、と思ったら、蜜に連絡はとった方がいいです。
本当に後悔しています。
もう二度と話しが出来ないときがくるなんて、それもこんなに早く来るなんて…と車を運転しながら思うと止まらなくなります。
婦長に、とても香りの良いお線香を贈りました。
今頃、ボスと会ってるのかな…